妊娠中でもスムージーを飲んでいいの?

野菜や果実から栄養をコンパクトに摂取できるスムージーは、多くの方々から注目されています。

妊娠中、特につわりの時期で、吐き気がひどく食事が摂れない時には便利な気がします。 栄養補給としては摂取可能でも、お腹の赤ちゃんに影響が出る場合もあるので、注意が必要です。

妊娠中に摂取するメリットとデメリットがそれぞれあります。 その点も踏まえて、妊娠中でもスムージーを飲んでいいかどうか、見て行きましょう。

    

妊娠中は避けるべき、スムージーの心配な要素

妊娠中は赤ちゃんへの影響が心配です。  

スムージーの素材と妊娠中の影響との関係はどうなっているのでしょうか。

残留農薬

 

スムージーを作る場合は、野菜や果物を丸ごと使用する場合が多いです。その際、農薬を全て落とし切ることは難しいのが現状です。 従って、材料に付着したままの残留農薬が体内に入ることになり、多少なりとも胎児にも影響は出るでしょう。

シュウ酸による、結石や骨粗しょう症の心配

 

ほうれん草などにはシュウ酸という物質が含まれています。 体内のカルシウムと結びつくと、シュウカルシウムという物質になり、結石(胆石・尿路結石・腎結石等)になる可能性、又は骨粗鬆症の原因になることが懸念されています。 鉄と結びつきやすい性質もあります。 ただし生のまま一度に1kg以上も、大量にほうれん草を食べなければ、心配はいらないようです。

妊娠中の方が、ほうれん草などシュウ酸を含む物を食べる場合

シュウ酸は水溶性のため、茹でてから水にさらすことである程度落とせます。 生のままではなく、茹でてから食べた方がよいでしょう。

冷えの問題

本来のスムージーは、野菜や果物を凍らせてからミキサーにかけると言う方法でしたが、常温で作るケースも多いようです。また野菜にも体の熱を取るものと、温めるものがあります。 材料を上手に選ぶことや、作り方により、体を冷やさないように注意し、工夫することが必要です。 特に内臓を冷やさないように気をつけて下さい。

遅延型フードアレルギーについて

 摂取後すぐにアレルギー反応が出る即効性とは別の物です。  食品を摂取後数時間~数週間後に症状が出てくるアレルギーのことです。  原因となる主な食品は下記の通りです。  牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品類、卵、いんげん豆、バナナ、パイナップル等。

スムージーで高い頻度で使われるバナナ、パイナップルが含まれているので、妊娠中に限らず注意が必要です。 症状は多岐にわたるので、アレルギーだと気づかない場合もあります。 妊娠中は蓄積した物が、胎児に影響を及ぼすので、食材選びも慎重に行いたいですね。  

 

妊娠中にスムージーをやめるべきか

やめた方が良い理由

これまで見て来ましたが、妊娠中は胎児への影響が考えられます。

理由とは

スムージーは毎日継続して多くの野菜や果実を摂取するので、悪影響を与える微量の物質でも、累計するとかなりの量に達します。 摂取すると、体内に循環し、当然胎児にも影響が出てきます。 残留農薬やアレルギー、体の冷え、体内に悪影響を及ぼす物質などの問題があります。 これらのことを考慮した場合、一般の人と同様に摂取するのは、やめた方がよいかもしれません。

ホットスムージーや違う方法で摂取する

スムージーにも材料を温めて作る、ホットスムージーという方法があります。 材料を茹でる等、お湯に通して温めることで、葉野菜に付着した細菌を殺菌できます。 シュウ酸などの物質も加熱し洗い流すことで、胎児や妊婦さんに影響を及ぼさない程度に抑えられます。 妊娠中には特に気になる冷えの問題も、クリアできます。

それではホットスムージーの簡単に作り方を見て行きましょう。

ホットスムージーの作り方

①予め材料の野菜や果物をカットしておきます。
②①の材料の葉野菜等をアクの少ないものからお湯に入れてさっと茹でます。
果物類は種類によって、調理法がそれぞれ異なります。
例えばリンゴは、軽くお湯の中にくぐらせる程度に茹でます。
みかんは茹でずに、皮をむいてそのまま使用します。
③ミキサーに材料を入れ、味を調整するために調味料を少々加えます。
 お好みでレモン汁やドライフルーツなどを加えると更に美味しくしあがります。
更にカップ1杯のお湯を加えてミキサーで撹拌します。
④カップに注いで出来上がりです。

注意点

農薬をなるべく落とすように、よく洗って下さい。 特に輸入物の素材は、農薬の量も多く、防カビ剤などを使用している場合が多いです。 しばらく水に浸したりして、薬剤をよく洗い流してください。 アレルギーの可能性や、シュウ酸などの胎児に影響を及ぼす物質を含んだ材料は避けた方が良いでしょう。 スプラウト類に含まれる微量の毒性物質なども体内に蓄積されるため、色々な種類の野菜をローテーションに組み入れて摂取するなど工夫して下さい。 毒素の蓄積や、遅延型フードアレルギーを防いだ方がよいでしょう。

本来のスムージーとは違う方法のメリット

ほうれん草は茹でて、流水で洗い流すことで、シュウ酸を減らせます。 加熱して摂取することで、体を冷やさず、温める効果があります。

以上、妊娠中でもスムージーを飲んでいいかどうかについて、見て来ました。 結論としては、飲むのを控えた方が後々アレルギー等の問題で悩む必要がない確率が高いようです。 もし習慣化していてスムージーが飲みたい場合は、回数を減らしたり、ホットスムージーにして飲んでみるなど、工夫するとよいでしょう。 つわり等の苦しい時期もありますが、体を休めて、栄養のある物を少しずつでも食べて乗り切って下さい。 後期に入れば安定しますし、食欲も湧いてきて、体調も回復してくるでしょう。 本来のスムージーとは違っても、野菜を多く摂る生活は健康的ですから、体によい効果を与えてくれると思いますよ。

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